フレアブロック施工手順

1.基礎工事

バンカーサイロの占有面積より広めに掘削をし、基礎砂利を入れます。砂利を入れた後、緩やかな傾斜がつくようタイヤローラーか振動手押しローラーなどで転圧をしながら砂利を均一にします。

2.遣 方

角度を出して間口と奥行きの距離を計り、ブロックの施工がしやすいよう杭をさし、水糸を張ります。

3.ブロック施工

砂利の凸凹を砂を敷き、均し棒などを用いて平坦にします。次にブロックの連結穴に鋼棒(¢19mm)を差込ワイヤーを掛け、トラッククレーンなどで吊り上げ移動をし、水糸に合わせて目地が通るように施工を行います。この時下振をブロックの上部に垂れ下げ、ブロックが垂直になるようにします。

4.連結

全て並べ終えたら連結金具でブロック同士を繋ぎます。

5.鉄筋

土間部分とエプロンに鉄筋を並べ、ブロックの突き出し筋に繋ぎます。鉄筋はスペーサー又は玉石などで地面から浮かします。

6.土間コンクリート打設

土間コンクリートを打設するのにトンボ(均し棒)なででコンクリートを床仕上げをします。エプロン部は手前側を低くなるように均一にします。

7.押え盛土

サイレージの転圧時の安全と凍結を防止する為、ブロックの両端の背面に押え盛土をして下さい。